セミナー参加者体験談 介護とNLP (2)
状 況
母は何かにつけて被害者意識が強くなってきている。
事 例 2
-
“ヘルパーさん変えて”事件
母は少し気に入らないことがあるとヘルパーさん変えて欲しいと訴えてくる。
それまでにも既に母の要請に応じて二度ヘルパーさんを変えていた。 -
①メタモデル
- 母
- あのヘルパーさん意地悪やし、嫌いやわ。
- 私
- どんなふうに意地悪なの?
- 母
- あの人、自分は横着して何でも私にさせようとする。
- 私
- 何をさせられたの?
- 母
- 洗濯物をたたまされた。
- 私
- 誰の?
- 母
- 私のや。
- 私
- そう。で、お母さんひとりでたたんだの?
- 母
- うん。ひとりでしたよ。
- 私
- えらいなぁ。で、ヘルパーさんは何してたの?
- 母
- 台所で私の食事作ってたわ。
- 私
- そう。ヘルパーさんにどのようにしてほしかったの?
- 母
- 一緒に洗濯物をたたんで欲しかったわ。もっとしゃべりたかったわ。
-
②知覚の位置の応用
- 私
- お母さんは、ヘルパーさんと一緒に話をしながら洗濯物をたたみたかったのかなぁ。
- 母
- (第1の位置)うん。話をするのが一番のたのしみやもん。もっと話がしたかったわ。
- 私
- そうやね。もっと話がしたかったんやね。わかるわ。
- 母
- (第2の位置)う~ん。でもヘルパーさんも食事作ったり、掃除、洗濯といつも走り回ってるわ。あの人たちも忙しいんや。大変なんや。
- 私
- そうか。ヘルパーさんも忙しいんやな。
- 母
- (第3の位置)そうや、忙しいだけで別に意地悪しているわけではないかもしれんわ。家の中、私1人でそんなに汚してないし、別に掃除はせんでいいわ。でも、そんな訳にもいかんかもしれないしなぁ。掃除はちょっとでいいから、ちょっと話をしようって言ってみようかな。
- 私
- そうだね。
- 母
- (第1の位置)ちょっと、話し相手になってくれたら私うれしいもん。
